平成19年4月の一般職業紹介状況をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.05倍となり、前月を0.02ポイント上回った。正社員有効求人倍率は0.58倍となり、前年同月と同水準となった。

  4月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.6%減となり、有効求職者(同)は2.5%減となった

  4月の新規求人は前年同月と比較すると3.3%減となった。これを産業別にみると、前月に引き続き、医療,福祉(8.2%増)、教育,学習支援業(8.2%増)は増加となり、建設業(9.1%減)、情報通信業(8.8%減)、製造業(8.6%減)、運輸業(6.0%減)、サービス業(3.5%減)は減少となった。また、卸売・小売業(2.1%増)は減少から増加となり、飲食店,宿泊業(5.9%減)は増加から減少となった。

  都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、最も高いのが愛知県の2.01倍、最も低いのが沖縄県の0.43倍となった。


厚生労働省:一般職業紹介状況(平成19年4月分)について