寡婦年金は、国民年金の第1号被保険者の独自給付で、遺族基礎年金の支給対象(遺族基礎年金は、18歳未満の子のある妻または18歳未満の子だけが支給対象)ではない妻に対して、60歳から64歳までの間、夫が受給できた老齢基礎年金の4分の3に相当する額が支給される制度です。
(国民年金の第1号被保険者の独自給付で、遺族基礎年金の支給対象ではない妻に対する給付には他に死亡一時金があり、寡婦年金との選択になります。)
 
 寡婦年金を受給するためには、下記のいずれにも該当しなければなりません。
1.亡くなった夫が国民年金の第1号被保険者で、保険料納付済期間と保険料免除期間の合計が25年以上あり、老齢基礎年金をもらう資格を満たしていたこと。

2.亡くなった夫と婚姻期間が10年以上あり、夫の死亡の当時、夫によって生計を維持していた(年収850万円未満)65歳未満の妻であること。また、妻が繰り上げ支給の老齢基礎年金を受給していないこと。

3.亡くなった夫が、老齢基礎年金をもらっていないこと、かつ障害基礎年金の受給権がないこと。

※寡婦年金は、他の年金給付(遺族基礎年金、特別支給の老齢厚生年金、遺族厚生年金、死亡一時金等)と同時に支給されることはありません。

※受給期間は、妻が60歳から65歳になるまでの5年間で、夫の死亡当時60歳未満の妻には寡婦年金の受給権は発生しますが、支給は60歳からです。