平成19年9月の一般職業紹介状況をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.05倍となり、前月を0.01ポイント下回った。正社員有効求人倍率は0.62倍となり、前年同月を0.02ポイント下回った。

 9月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ1.6%減となり、有効求職者(同)は横ばいとなった。

 9月の新規求人は前年同月と比較すると13.2%減となった。これを産業別にみると、前月に引き続き、サービス業(18.1%減)、情報通信業(17.6%減)、建設業(14.8%減)、製造業(14.4%減)、運輸業(12.7%減)、卸売・小売業(10.4%減)は減少となった。また、飲食店,宿泊業(11.1%減)、教育,学習支援業(2.5%減)、医療,福祉(1.4%減)は、増加から減少となった。

 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、最も高いのが愛知県の1.91倍、最も低いのが沖縄県の0.44倍となった。

厚生労働省:一般職業紹介状況(平成19年9月分)について