富士火災海上保険が社員1841人の給与から厚生年金保険料の個人負担分(総額約8500万円)を天引きしておきながら、会社側のミスで保険料を社会保険事務所に納めていなかったことが9日までにわかった。大手企業で会社のミスによる多額の保険料未納が見つかるのは珍しい。

 同社は未納になっていた社員・退職者に不利益が生じないよう、さかのぼって納付。年金記録が修正されるようにする。保険料支払いの2年の時効を過ぎており、発覚時には納付が認められなかったが、「消えた年金記録」被害者を救済する特例法の施行などで納付の見通しが立ったという。

asahi.com:2008年01月09日20時01分