千葉労働局は21日、非常勤職員に職業紹介業務などをさせていたとして、国家公務員倫理規定違反で松戸公共職業安定所の所長(60)を戒告処分にした。監督責任を問い、同労働局職業安定部長(54)と前部長(56)を文書厳重注意とした。

 同労働局によると、同安定所では02年1月から07年3月にかけ、独立行政法人雇用・能力開発機構から出向した非常勤職員5人に対し、本来は安定所の職員がするべき職業紹介や相談受け付けなどの業務をさせていた。

毎日新聞 2008年3月22日