帝国データバンクは22日、「人手不足に対する企業の動向調査」結果を発表した。「正社員が不足」している企業は51.1%で、2017年1月調査から7.2ポイント増。業種別では「情報サービス」74.0%、「建設」68.1%、「運輸・倉庫」65.9%など。「非正社員が不足」は34.1%で、
更新情報
契約社員と正社員の待遇差、長期雇用を前提としたインセンティブ
日本郵便事件 佐賀地判 平29.6.30 労経速2322号概要 集配業務の契約社員が、同業務の正社員とは不合理な待遇差があるとして、慰謝料等の支払いを求めた裁判で佐賀地裁は、正社員には契約社員にはない会議への出席やクレーム対応、局をまたぐ異動があり、職務内容や配置変
マイナンバーによる年金関係の手続きが可能に
厚生労働省は、年金分野でのマイナンバーの利用について、平成30年3月5日以降、基礎年金番号でなくてもマイナンバーによる年金関係の手続きを行うことが可能になると公表しました。○ 平成29年1月より、年金分野でのマイナンバーの利用が開始されており、年金手帳等でな
パートと正社員の通勤手当格差に賠償を命じる判決
業務内容に大きな差はないのに、正社員と通勤手当の支給額が異なるのは違法だとして、北九州市のパート社員らが差額の支払いなどを求めた訴訟で、福岡地裁小倉支部は13日までに、勤務先の会社に賠償を命じる判決を言い渡した。判決は1日付。 訴えていたのは、海産物の
スマホの位置情報記録根拠に長時間労働で労災申請
大手居酒屋チェーンの50代の男性店長が去年、仕事中に倒れて死亡し、遺族が長時間労働が原因として労災を申請したことがJNNの取材でわかりました。長時間労働の根拠としたのがスマートフォンに残された位置情報の記録でした。 遺族の代理人の弁護士が男性のスマート
12月の有効求人倍率1.59倍、完全失業率2.8%
2017年12月の有効求人倍率(季節調整値)は1.59倍で、前月比0.03ポイント上昇。正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.07倍となり、前月比0.02ポイント上昇。厚生労働省「一般職業紹介状況」 完全失業率(季節調整値)は2.8%で、前月比0.1ポイント上昇。また、就業者数(6
外国人労働者数は約128万人、中国が最も多く、次いでベトナム
外国人雇用状況の届出制度は、雇用対策法に基づき、外国人労働者の雇用管理の改善や再就職支援などを目的とし、すべての事業主に、外国人労働者の雇入れ・離職時に、氏名、在留資格、在留期間などを確認し、厚生労働大臣(ハローワーク)へ届け出ることが義務付けられてい
厚生年金保険料32年滞納、国税局が 1億円強制徴収
厚生年金の保険料を32年間にわたり2億円を滞納した大阪・泉佐野市にあったタクシー会社について、厚生労働省の委任を受けた大阪国税局が、財産を差し押さえるなどの強制徴収を行って、およそ1億円を回収していた。 再三の督促に対し、経営状況を理由に応じないなど悪
労使協定なく時間外労働をさせていたとして是正勧告
愛知県春日井市立の春日井市民病院が、時間外労働を可能にするための労使協定(36協定)を結んでいないのに医師や看護師を含む職員に時間外労働をさせていたとして、名古屋北労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが30日、同病院への取材で分かった。勧告は昨年11月1
マタニティー・ハラスメントで歯科医院や上司に500万円の支払い命令
産休や育児休業に関して嫌がらせを受け、うつ病を発症して休職中に退職扱いとなった20歳代の女性が、勤務先の岐阜市の歯科医院や上司に約1050万円の損害賠償と従業員としての地位確認を求めた訴訟の判決が26日、岐阜地裁であった。鈴木基之裁判長は、うつ病の発症
労働者の過半数を代表する者を選出するプロセスに対して指導
北里大病院に労基署が立ち入り調査・是正勧告 北里大学病院(神奈川県相模原市)はこのほど、相模原労働基準監督署から是正勧告と指導を受けていたことを明らかにした。 同院広報担当者よると相模原労基署の立ち入り調査があったのは11月後半で、是正勧告と指導を受けたの
「一人親方」労災詐欺、再発防止へ通達
個人で仕事を請け負い建設現場で働く、いわゆる「一人親方」として作業中にけがをしたと偽って労災保険を申請し、休業補償金をだまし取ったとされる事件を受けて、厚生労働省は全国の労働局に、事故の詳細な状況を確認するよう通達を出すとともに、労災保険の加入手続きを
運賃収入により変動する手当を残業見合い手当に
シンワ運輸東京事件 東京地判平成29.11.29 大型貨物自動車で小麦粉を配送する業務に従事していた乗務員が運賃収入に一定の率を乗じて算出した運行時間外手当を時間外手当相当額として乗務員に支給する会社の賃金規程上の定めについて、運行時間外手当は実質的には歩合給で
大卒予定者の就職内定率86.0%、高校新卒者の就職内定率88.1%
厚生労働省と文部科学省は17日、2017年度「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」(2017年12月1日現在)の結果を公表した。大卒予定者の就職内定率は86.0%(前年同期比1.0ポイント増)で、1997年3月卒の調査開始以降、同時期での過去最高。 また、厚生労働省は17日、20
国交省 社保未加入企業の建設業許可・更新認めず
国土交通省は、18・19年度に取り組む社会保険加入対策の方向性を示し、未加入企業の建設業許可・更新を認めないよう建設業法の改正を検討するとした。民間工事では、工事の施工を加入企業に限定する誓約書の活用を促進する。 12年度からスタートした社会保険未加入
現金給与総額、前年同月比0.9%増/2017年11月
厚生労働省は、2017年11月の「毎月勤労統計調査」結果(速報、事業所規模5人以上)を公表した。現金給与総額は、就業形態計で前年同月比0.9%増の27万8,173円。
2016年の年休取得日数は9.0日、取得率49.4%
厚生労働省は、2017年「就労条件総合調査」結果を公表した。2016年1年間の年次有給休暇の取得日数は9.0日(前年8.8日)で、取得率は49.4%(同48.7%)。企業規模別にみると、「1,000人以上」の55.3%(同54.7%)から、「30〜99人」の43.8%(同43.7%)まで順次減少。
「残業ゼロ」を目指すなら、まず給料を残業代込みとすること
働き方改革を行えば、実労働時間が減るわけですから、労働者としては手取りが減ることになります。残業抑制で4-5兆円の所得減想定、3%賃上げで還元目指す=政府筋「働き方改革」によって企業が労働者に支払う残業代は年間4兆〜5兆円減少するとのことです。企業は「働き方改
「マイカー通勤」、遺族が運転男性と許可した会社を提訴
3年前、滋賀県米原市でマイカー通勤の車にはねられて死亡した高校生の遺族が、運転していた男性に損害賠償を求める訴えを起こしました。3年前、大槻さんの長男で当時高校2年の祐仁さん(当時16)は、横断歩道を渡っていた際にマイカー通勤の車にはねられて死亡しました
虚偽の死傷病報告書を提出 運輸業者と社労士事務所業務部長を送検
福岡東労働基準監督署は、虚偽に内容を記した労働者死傷病報告書を提出したとして、㈲三栄運輸機工(福岡市東区)と同社代表取締役、および福岡市中央区の社会保険労務管理事務所の業務部長を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で福岡地検に書類送検した。 同社と