厚生労働省は、2018年度からの労働者災害補償保険(労災保険)料率を改定する。労災保険料率は、原則3年ごとに過去3年間の災害発生状況などを考慮して改定している。現行の料率は15−17年度に適用。改定する料率は、原則18―20年度の3年間に適用される見通
更新情報
36協定の無い残業は法違反です
36協定とは、正式には「時間外・休日労働に関する協定届」といいます。 労働基準法第36条が根拠になっていることから、一般的に「36協定」という名称で呼ばれています。 労働基準法第36条には、「労働者は法定労働時間(1日8時間1週40時間)を超えて労働させる
あま市、派遣法抵触の恐れ
愛知県あま市が、民間団体である市社会福祉協議会(市社協)と業務委託などの契約を結ばずに、市社協の職員を市が運営する地域包括支援センターの窓口業務などに従事させていることが分かった。市は2010年から毎年6〜8人を受け入れている。業務は市が指示しており、
和歌山の射殺、元従業員ら労災認定 会社で勤務中考慮
和歌山市の建設会社で2016年8月、同市塩屋1の建設会社「和大興業」で、従業員4人が元同僚の男(当時45歳)に拳銃で撃たれ、1人が死亡し3人が大けがをした。男はその後、市内のアパートに立てこもり、拳銃自殺を図って死亡した。この従業員4人が拳銃で撃たれて
11月の完全失業率2.7%、有効求人倍率1.56倍
総務省は26日、2017年11月の「労働力調査(基本集計)」(速報)を公表した。完全失業率(季節調整値)は2.7%で、前月比0.1ポイント低下。また、就業者数(6,552万人)、雇用者数(5,865万人)は共に59か月連続の増加。労働力調査(基本集計) 平成29年(2017年)11月分
「一人親方」労災詐欺、本人確認一切せずに給付
個人で建設業などの仕事を請け負う「一人親方」向けの労災保険制度を悪用し、男らが他人になりすまして埼玉県内の労働基準監督署から休業補償給付金をだまし取った詐欺事件で、一連の手続きで写真付きの身分証明書などを使った本人確認が一切行われていなかったことが、県
残業上限100時間に賛成46%、反対22%
ディップ株式会社は、自社で運営する総合求人情報サイト「はたらこねっと」(http://www.hatarako.net/)において、「はたらこねっとユーザーアンケート –労働時間の上限規制について–」を実施しました。このアンケートでは、政府が主導する働き方改革実現会議で検討が進
長崎県の賃金・雇用の動き
長崎県の賃金・雇用の動き(毎月勤労統計調査地方調査速報)平成29年10月分
整理解雇の四要素
「従来、企業が経営不振に陥った時に、その整備縮小計画に基づき余剰人員を整理解雇することは、企業経営者の専権事項として自由になしうるとする考え方が多かった」、「しかし当裁判所はこの考え方をとらない」、「終身継続的な雇傭関係によって企業に従属する労働者は、賃
副業や兼業、容認に方針転換 厚労省
厚生労働省は19日に開いた有識者検討会で、企業が労使間で労働条件を取り決める際に参考となる就業規則のモデル改定案をまとめ、これまで原則禁止していた副業や兼業を認める方針を決めた。年度内に公表し、全国の労働局を通じて企業に周知する。 一つの仕事にとらわれ
さかえ屋が三六協定超過の労基法違反で書類送検
福岡県飯塚市に拠点を置き、和洋菓子製造を手がける(株)さかえ屋と同社の専務が福岡労働局飯塚労働基準監督署より労働基準法違反で11月30日、書類送検されていた。時間外労働に関する労使協定(36協定)の上限を超えた時間外労働が発生している主旨の是正勧告を再三行っ
「人手不足」関連倒産、「求人難」型が1.8倍に急増
2017年1-11月の「人手不足」関連倒産は294件(前年同期299件)で、全体の倒産が減少するなかで、ほぼ前年並みで推移している。 内訳をみると、「後継者難」型が230件(前年同期比6.1%減、前年同期245件)、「求人難」型が32件(同88.2%増、同17件)、「従業員退職」型が
職業安定法改正で1月より固定残業代や裁量労働制も募集・求人時の明示項目に
平成29年3月に職業安定法が改正され、その後に制定された省令・指針とあわせ、求人トラブル(求人詐欺・偽装求人)に対し、一定の対策が取られることとなった。募集・求人時の労働条件の明示項目に固定残業代や裁量労働制、募集者の名称などの明示が新たに求められる。
運送業の賠償負担廃止の方向へ 同意なし天引きと訴訟も
引っ越し大手の「アートコーポレーション」(大阪市)が引っ越し作業中に物品や建物が損傷した際、顧客に支払う賠償金の一部を従業員に負担させていた制度を10月に廃止していたことが3日、同社への取材で分かった。制度を巡っては元従業員らが同意なしに負担金を天引き
10月の求人倍率1.55倍に上昇、失業率は2.8%で横ばい
厚生労働省が1日発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.03ポイント上昇の1.55倍だった。
職場いじめ賠償165万円から5千万円に 大幅増、自殺との関係認定
名古屋市の仲卸会社「加野青果」の女性社員=当時(21)=が2012年に自殺したのは、職場でのいじめによるうつ病が原因として、遺族が同社などに約6400万円を求めた訴訟の控訴審判決で名古屋高裁は30日、賠償額を165万円とした一審名古屋地裁判決を変更し、約5500万円の支払
長崎県五島列島に事業所設置で最大1200万円助成
五島列島での事業所設置・起業を全国から公募! 事業費の4分の3(最大1,200万円)を助成!過疎化が進む五島市で雇用を創出する企業・個人を全国から募集します。この度、長崎県五島市は、市内での雇用創出につながる事業拡大や起業に要する経費の4分の3(最大1,200万円
労災保険料率下げ方針 子育て拠出 企業負担減1300億円
厚生労働省は、労働者が業務上の事故で負傷した場合などに備えて企業が支払う労災保険料率を来年度から引き下げ、負担を年約1300億円分削減する方針を固めた。労災事故の件数が減少しているためだが、子育て支援に新たな費用を拠出する経済界の要請に応える形となる。
平成 29 年「賃金引上げ等の実態に関する調査」の結果
〜1人平均賃金の改定額は前年を上回り 5,627 円に〜1 賃金の改定(1)全企業のうち、平成29 年中に「1人平均賃金を引き上げた・引き上げる」は87.8%(前年86.7%)で、前年を上回る。 (2)平成29 年の1人平均賃金の改定額(予定を含む。)は5,627 円(前年5,176 円
労基法、安衛法の社労士電子申請に使用者の電子証明書省略
労働基準法や安全衛生法の手続きに関する電子申請を簡便化し、使用者負担を軽減するため、委任状など社会保険労務士が使用者の職務を代行する契約を結んでいることを証明する書面をもって、使用者の電子署名及び電子証明書を省略できるようになります。 これまでは、使用