厚生年金の保険料を32年間にわたり2億円を滞納した大阪・泉佐野市にあったタクシー会社について、厚生労働省の委任を受けた大阪国税局が、財産を差し押さえるなどの強制徴収を行って、およそ1億円を回収していた。
 再三の督促に対し、経営状況を理由に応じないなど悪質だとして、厚生労働省が、おととし2月、滞納している保険料を徴収する権限を大阪国税局に委任した。財産を隠している可能性があるなどの悪質な滞納者に対しては、強制的に徴収するノウハウがある国税局に委任する制度が8年前から導入されている。
 
NHKニュース 1月31日 19時41分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180131/k10011310441000.html